格付けとは


格付けとは本来、国債や社債を発行した団体の信用リスク(債務の支払能力)を評価するもので、簡単な記号で投資家に情報提供するものです。
それらが転用されて、金融機関(保険会社を含む)の健全性を判断する目安としても使われています。

ただし、格付けは債権を予定通り償還できる確実性を評価しているだけですから、その会社が社会的に良いとか悪いとかの一般的な評価とは異なります。

格付けは、債権を発行する団体から依頼された各格付け機関が、財務分析、業界分析等を経て一定の基準で信用度を評価し”Aaa”や”AAA”等の記号で表されます。

格付け機関は、金融庁により定められており2008年現在で5社あります。ムーディーズとかスタンダード&プアーズなどが有名です。
下記は、ムーディーズの格付け記号を簡単に説明しています。

         Aaa − Aa − A − Baa − Ba − B − Caa − Ca − C −
 信用度    高い         中の上   中                 低い          危険 デイフォルト

ディフォルトとは債務不履行のことで”D”は既に債務不履行状態にあるので信用度としては問題外です。

一概にはいいきれませんが、A以上なら信用リスクは低く(信用度が高く)、BB以下なら信用リスクが高い(信用度が低い)と考えるのが一般的です。

保険会社の格付けは、インターネットで検索すると簡単に調べられます。ただし、古いデータもたくさん残っていますので日付を確認して最新の格付けを参照してください。また、格付け機関によって、格付けが違ってきますので注意が必要です。

格付けだけで保険会社の健全性を判断できるわけではありませんが、ソルベンシーマージン比率と同様に一つの指標となります。




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