終身保険、養老保険、定期保険が生命保険(死亡保障)の3つの基本形ですが、それらの組合わせについて説明します。
組合わせは、終身保険 と定期保険の組合わせ、養老保険と定期保険の組合わせの2種類です。終身保険と養老保険を組合せることはありません。
下図は代表的な組合わせ例です。
主契約:
終身保険 60歳払込終了
特約 :
普通定期保険 、10年満期
(注)例として特約を10年満期の定期保険としていますが、満期は15年や20年と色々あります。60歳満了の全期型定期保険と組合わせているものあります。
この保険は、定期保険特約付き終身保険といい、日本の生命保険の典型的な組合わせです。終身保険の上に更新型定期保険特約が乗っている形がアルファベットの”L”に似てることから”L字型生命保険”といわれています。過去、日本の生命保険会社が販売してきた保険のほとんどはこのL字型保険です。若いうちの更新型定期保険は特に保険料が安いため、貯蓄系の終身保険と組合わせても手頃な保険料で加入できます。
このタイプの保険では、更新時にそのまま自動更新してしまうのではなく、その年齢における必要保障を見直して適切に保険金額を修正することが重要です。
最近では、死亡保障を抑え(保険料払込期間中の死亡時には、その時の積立金相当額が支払われるものが多い)、貯蓄性重視の積立機能を主契約に据えた商品もあります。この積立機能は、ファンド、アカウント、積立保険、積立終身保険など様々な名前で呼ばれていて、中には保険料払込期間終了時に積立金を元に終身保険に切り替わるものもありますが、終身保険とは異なるものです。
また、主契約が養老保険の場合もあります。最近は、下図のケース以外を見かけることは少なくなりました。
主契約:
養老保険、60歳満了
特約 :
普通定期保険、60歳満了
(注)例として特約を全期型定期保険としていますが、更新型定期保険と組合わせることもあります。
このタイプの保険で、最も有名なものは簡保の養老保険です。簡保のの養老保険には、普通(1倍)、2倍保障型、5倍保障型、10倍保障型と種類があり、上図は5倍保障型と同じタイプです。養老保険の章で説明した通り、簡保の養老保険はバブル崩壊前まで大変人気があった商品ですが、2倍/5倍/10倍型保障の場合、保障額と貯蓄性の関係を理解している人は少ないようです。
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上図の2つの例も含め、定期保険と組合わせた保険では、貯蓄性がどの部分にどの程度あるのかを理解することはとても重要です。

効率的な組合わせとは?
今までの生命保険は一定の保障が満期まで継続する四角い形の保険が主流でしたが、最近では、初めに生涯にわたる必要な保障を導きだし、その形を効率的にカバーするように設計した右肩下り型の保険も増えてきました。
必要保障の形の章で説明した通り、通常、必要保障は年齢とともに右肩下りで減少していく性質があります。
下図のアニメーションは、右肩下りの必要保障を、右肩下り型の逓減(ていげん)定期保険逓減(ていげん)定期保険のみを使ってカバーしたケースと、終身保険と組合わせたケースを重ね合わせて表示しています。
<必要保障を効率的にカバーする組合わせ>
上図の水色の定期保険の大きさが、オレンジ色の終身保険により小さくなる点に注目してください。
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貯蓄系の保険を上手に組合わせると定期保険(掛捨て部分)を最小限に抑えられます。
例えば、老後の生活資金の積立に終身保険を利用する事で、現役時代の保障を確保しながら定期保険の保険料を抑えられ効率的です。

お勧めの組合わせは?

