定期保険は掛捨て保険と言われ、下図のような仕組みになっています。
(注)定期保険は、下図のような四角い形の保障しかないと思っていませんか?実はもっとバラエティにとんでいます。それらの説明は、このページを読んでから、定期保険の4つの形の説明へ>>を見てください。
定期保険の特徴は、第一に保険料が安いということです。たしかに貯蓄性も無く解約返戻金も無いわけですから安くて当然なのですが、数千万円または億単位の保障を得るためには欠かせない保険です。
ただし、貯蓄性は期待できず、解約しても解約返戻金はほとんどありません。(例外的に、法人向けの長期定期保険や逓増定期保険のようにお金が貯まるように設計してある物もありますが、ここでは説明を省きます。)
また、保険期間が定まっています。貯蓄系の養老保険も満期があり満了とともに保障は消滅しますが、定期保険にも満期があります。(満期が無く生涯継続する生命保険は、貯蓄系の終身保険だけです。だだし、第3分野の医療保険やがん保険には貯蓄系ではなくても終身保障タイプがあります。)
では、定期保険も満期がくると養老保険のように保険が終了しまうのでしょうか?
答えは、”NO”です。
定期保険は一定の年齢まで(80歳ぐらいまでが一般的)保険を更新するこができます。例えは、10年満期の定期保険の更新を行うと、特に健康状態を問われることもなく、もう10年間同じ定期保険を継続することができます。一般的には、更新の意思確認時に更新しない旨を意思表示しない限り自動更新されるようになっています。ただし、更新時の年齢により保険料が高くなりますので注意が必要となります。
下図の更新型定期保険と、全期型定期保険の違いに注目してください。
赤いラインは解約返戻金を表していますが、一旦積み上がりますが満期にはゼロに戻ってしまいます。これが掛捨てと言われる由縁です。(最近では、最初から最後まで解約返戻金はゼロとし、その分保険料を安くした定期保険も現れました。)
保険期間10年/払込期間10年
保険金額 :2,000万円
月払保険料
30〜40歳 : 4,500円
40〜50歳 : 7,000円
50〜60歳 : 13,000円
60歳時総払込保険料:
294万円
(注)上記の数字は、実際に近い数字ではありますが概算です。現実の物ではありません。
保険期間30年/払込期間30年
保険金額 :2,000万円
月払保険料
30〜60歳 : 7,500円
60歳時総払込保険料:
270万円
(注)上記の数字は、実際に近い数字ではありますが概算です。現実の物ではありません。
同じ30年間の定期保険でも、更新型と全期型とでは最終的に払い込む保険料の総額が変わってきます。当初より60歳まで同じ保障を継続するつもりであれば、全期型を選択すことでたとえは始めの10年間が割高な保険料であっても総払込保険料は安くなります。安易に更新型を選択するのではなく、保険期間はどれくらいが適切か改めて検討してみることも必要です。
最初に説明したとおり、定期保険の最大のメリットは、保障に対しての保険料の安さです。貯蓄系の保険と違い、数千万円の死亡保障も手頃な保険料で設計できますので、働き盛りのお父さんに必要な大きな保障を満たすためには絶対に欠かない保険といえます。
貯蓄系、掛捨て、それぞれの特徴を理解して目的に応じたバランスの良い保障を設計することが大切です。
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