養老保険


2つの貯蓄系保険の1つである養老保険ですが、下図のような仕組みになっています。

(注)定期保険の説明で保険金額2,000万円を計算例としていますので、保険料等を比較しやすいように、養老保険でも保険金額2,000万円を計算例にしてあります。(現実的には、保険金額数千万円の貯蓄系保険は保険料が高額になりますので、保険料の安い定期保険と組合せ必要な保障額を確保するのが一般的です。ここでは、比較のためと割り切ってみてくださいさい。)

養老保険は、十数年前までは保険界のベストセラーと言っていいくらい非常に売れた保険です。特に簡保の養老保険などは有名で、郵便局で取扱ったこともあり日本中隅々まで浸透しています。
バブル崩壊以前の高金利の時代までは、日本人の貯蓄することは良い事という意識に、ついでに死亡保障も付いてくるというお得感が加わり、高利回りの良い金融商品として人気がありました。(その頃の終身保険も同じく高い積立利率でしたから、今でも継続中の物はお宝保険と言われたりします。養老保険にもお宝保険がありますが満期を向かえ終了していきます。)

養老保険は、生死混合保険の一種であり、満期まで生存すると満期保険金を受取れる生存保険と、保険期間中(満期まで)に亡くなった場合は死亡保険金が支払われる死亡保険との両方の性質を持っています。
特に積立型の養老保険は、無事に満期を迎えても、万が一満期前に亡くなられても、目標の積立額は達成できるため究極の貯金と言う人もいます。(銀行等の積立預金などは、途中で亡くなられたら積立途中の預金が残るだけですから...)

下図の赤のライン青のラインに注目してください。

青のラインは、払込保険料累計(既払い保険料)を示しています。下図の場合は、満期まで均等に累積していきます。 赤いライン解約返戻金の増加を示しています。当初、払込保険料累計を下回っていますが、あるポイントで逆転して解約返戻金が払込保険料より上回り、最終的に満期保険金額になります。

<養老保険の仕組み、概算数字による計算例>
養老保険.GIF
30歳、男性
60歳満了
保険金額   :2,000万円
月払保険料  :    5万円

総払込保険料:1,800万円
満期保険金  :2,000万円

(注)上記の数字は、実際に近い数字ではありますが概算です。現実の物ではありません。

満期を迎えると養老保険は満了し保障も消滅します。


大ヒット商品であった養老保険ですが、昨今の低金利時代では以前のような高い積立利率の物は無くなり、また、死亡保障としては保険料が高額であるため、魅力的な保険とは言い難くなってしまいました。

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